ケツがまだまだ青いようだな
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: DVD
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正直、エミネムってこの映画見るまで聞いたことが無かった。見た後も特に興味がわくアーチストでもないので、多分CDとか聞かないと思う。
曲が嫌い、白人ラッパーが嫌い...とか、そう言う事ではない。
映画もそこそこ面白かった。でもね、エミネムっていってもまだまだ若いんだよ、そんなわかぞうの、もっと若い頃の苦労話なんて聞かされても....。「俺って、昔、若い頃白人だということでいじめられてたんだよ.....家は貧乏だったし....」とかいわれても、「あぁ、そうですか」って感じで。
デトロイトの黒人の多く住む貧乏な街で生まれ、白人だからといって黒人に差別されている自分って何?って、その辺のストーリーは面白い。
俺が面白くないのは、それが事実であり、成功者である事。
事実だからこそ結局、「こんな俺でも苦労したんだよ」ってのが言いたいわけ?
お前の苦労話聞くためにDVD借りたんじゃねェ。
自分が楽しもうと行ったスナックで、ホステスの愚痴を聞かされて、そのホステスをなだめてやり、帰りには高い料金を取られ「俺っていったい何しにここに来たんだ....」って、そんな気持ちにさせる作品でした。
あと、これは自分の解釈なのだが、黒人の反逆&反体制の音楽的スタイルは『ヒップホップ』って感じだが、白人の反逆&反体制的表現は、たとえそれがラップやHIPHOPと呼ばれるスタイルであったとしても、それは『パンク』というジャンルでくくってしまう